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Channel: 崔吉城との対話
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旅館「三福」

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 タクシーは古い道、一方通行のような街を見物させるようになった。私は初めて京都の古い道を楽しんだ。京都市国際交流会館に着き、早速打ち合わせになった。満室、補助椅子が出された。民団の元団長や京都の同胞による新聞関係者も参加してくれた。私はつい最近韓国側から3回も約束がキャンセルのバッシングの話から始めた。反日、植民地の研究を紹介し、小倉先生のリードによってスムーズに進行された。休憩をはさんで10数人の質問に答える形式で終わった。私の話は世界に広がった。
 三条の古い飲み屋の通りの中にある伝統的な旅館「三福」に一休み、夕食会に行った。同席の林氏は1940年韓国扶余生まれアメリカで商売、経験豊かな話。日本人は勤勉だという私の言葉に小倉先生は大反論、風邪薬でふらふららしていながら10時まで続き、疲れが最高潮、朝Wi-Fi接続が時間かかり報告が遅くなった。今日は1時から京都大学で講演する。


京都大学で講演

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 釜山東亜大学校で講演がキャンセルされた後、ソウルで、さらに日本山口県民団により、ひき続きのバッシングで大変屈辱的な敗北感の連続だったが、一昨日、昨日は連続的に日本京都で予定通り講演が行われ、やっと平均感覚を取り戻した気分である。昨日京都大学では、教授、大学院生、一般人が参加して、長時間、私の日本の植民地研究の今を紹介するなど、楽しい時間だった。私の初期研究テーマのシャーマニズムと差別の研究から、植民地と被植民地の間で悲劇的に犠牲になったアイルランドのケースメント、フィリピンのリサールなどの人物を研究したことを中心に説明した。京都大学の小倉教授は人間の尊厳を広く検討する必要性があると、また前同志社大学教授の林先生は商業構造から差別が発生した日本の歴史からコメントした。京都駅まで小倉教授らが見送りしてくださった。今後、このような集いを継続することにした。風邪薬でふらふら感が伴う講演旅であった。
  부산 동아대학교에서 강연이 취소된 이후 서울 일본 야마구치현 민단에 이어 곤욕스러운 일이 연속이었는데 그제 어제는 연속적으로 일본에서 예정대로 강연이 실시되었다. 어제 경도대학에서는 교수 대학원생 일반인들이 참가하여 장시간 나의 일본 식민지 연구의 현장 소개 등 즐거운 시간이었다. 나의 초창기 샤머니즘과 차별의 문제, 그리고 식민지와 피식민지 사이에서 살다가 희생된 아일랜드의 케이스먼트 필리핀의 리살 등 비극적인 인물을 중심으로 검토하였다. 오구라교수는 인간의 존엄을 널리 검토할 필요성, 전 동지사대학 교수인 하야시씨는 상업구조에서 차별이 발생한다는 의견을 내었다. 경도역까지 오구라교수,황진걸군, 이유숙씨 등이 배웅하여 주었다. 앞으로 이런 모임을 계속하기로 다집하였다.     

「韓日仲良くが在日の願い」

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 迎えに来て下さった河野氏の車は下関の山の上へ走る。石垣の続く曲がった細い道をゆっくり上って着いた。市内が見下ろせる2階建ての立派な邸宅で、玄関から生け花、人形が飾られがていた。。驚きはひな人形で飾られた床の間で明治と昭和の貴重なものであった。贅沢な邸宅で昼食も用意されていてビールやお酒が多く並べられて勧められた。飲めないという私の宣言で話が枯れそうであったが同席の山下氏が4代の自営業の話、わが夫婦の出会いの質問には家内が話し、周りが酔っていく中、楽しい時間が過ぎた。予定通り歩いての帰り路でスターバックスでコーヒー、そして大学へ、昨日からの疲れは取れなかった。
 日韓関係の悪さはいたるところで話題になるが、私が推薦した韓国留学生の沈さんが就職確定したという連絡があった。「韓日仲良くが在日の願い」という朴仙容氏の随筆が目に留まった。彼は在日として韓国食を商っているが、彼の愛妻と息子からの売れ行きの低調という声を紹介した。大多数の一般人は純粋な心、「仲良くなる」ことが普通である。京都市国際交流会館での講演に来られたコリアンワールド発行人の李相善氏は「3・1独立運動百周年に際して」の文で在日同胞は「地球に住む人類の鏡として生きていけるように人格と品性を身に着けていくことを強く主張したい」と書いておられる。
 

人間関係はどうなっているのか

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 主治医から私に風邪は至命的な危険だと言われたことがあったが、その風邪状態から昨日の夕食から味覚をとり戻した。昨日は締切り近い提出書類の文章作成を同僚のご協力を得て行った。どんな仕事もきちっとできて、社会的に偉い方を助手のように協力していただいて申し訳ないが、その方から「自分も助手が欲しい」といわれたのにびっくり。私の協力関係の連鎖である。しかしその連鎖の可能な人は少ない。私の協力関係の仕事の質は安易なものではない。人それぞれ質高い人間関係によって結ばれて、大きい仕事が成し遂げられる。久ぶりに「週刊文春」を購入した。ゴーン氏と西川氏の人間関係はどうであったのか。西川社長のインタビュー。私は法律や世間の騒ぎとは無関係にただ人間関係に絞って読み考えた。リストラを断行して、V字回復に成功させたゴーンに内部通報、西川氏は「私はすくなくとも不正の事実を事前に分かっていた」という。彼らの基本的な人間関係はどうなっているのか、私はセンテンスと単語の深層を透視した。私も数多く裏切られたことを思い出す。悲しい。

気分転換

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 自ら健康の調子を確める。毎日行うぶら下がり運動、今は主に深呼吸の動きで調子が分かる。もう一つは部屋の模様替えである。昨日は机を海に向けるように構造を変えた。それは風邪が完全に治ったことも意味する。気分転換した。多くの人はお酒で気分を転換する。今は少ないが酒席に参加することがあり、相手がそうしているのを感をじた。私は飲めないので話の相手になっている。飲めない側と飲む側が対照的になる。目の前で飲む側の顔色、話の調子が変わっていく。短時間で相手が変わるのを感ずる。飲まない私の人生も大きく変わってきた。これからはどう変わっていくのだろうか。

エスペラント語

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 キャンパスは春休み、学生がほぼ見えず、寂しい。私の研究室での読書会は続行中。そんな中、大阪から訪ねて来た人、また離任する人などの出入りがあった。中には韓国旅行に行くついでに寄った山田寛人氏もいた。私は彼の専門のエスペラント語を話題に、日本語と英語だけでも上手くこなせないのにさらに他の言葉へという負担を感じ、さらに多言語に通達すること自体が紳士のような雰囲気はあるがよい研究成果が出ているのかなど、私はやや否定的であるとしながら話を誘った。エスペラント語は語順や文法より助詞の機能が活発で、覚えやすいという。「話す」言語から文字へとは真逆の文字から話しへとなる。国会などでよくみられる棒読みの日本の言語生活を理解するには研究テーマになりそうである。彼は多言語との接続により自国の言葉を豊かにする。ハングル純粋化運動が盛んな韓国へ旅に出た。

韓国 “不倫罪”

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 昨夜のプライムニュースでアメリカ大統領候補などと関連して「売春合法化」を主張する人物の名前が上がった。資本主義はあらゆるものを資本化する。セックスもそうであろう。セっクスには快楽があり、それが幸せか、危険か、問題である。子孫繁栄の本能、夫婦だけで共有するもの、聖人は禁欲を主張してきた。特にイエスは徹底的に禁じた。アメリカ清教徒たちは特に性を抑制していた。違反する人はA文字(映画「緋文字」)に表されるか死刑になる。マリノウスキーなどの文化人類学者たちは性が抑圧されない社会を調査研究した。
 私は以前ある西洋史学会でドイツ軍の売春、いわば慰安婦について質問したことがある。研究者たちは売春への職業差別になるかと思い、答え難いという。韓国は慰安婦問題で貞操をもって人権を大事にするようになっているが実は売春大国である。2015年3月 6日 (金)【性大国】韓国 “不倫罪”廃止で波紋広がる。次は「売春の合法化を!」【Nスタ】TBSで、韓国が “不倫罪”廃止で波紋広がる。という。最近まで姦通罪を持っていた国、慰安像を立てている韓国である。「笑売」をはじめ、お金で人の時間を束縛する会社などと奴隷制とどう異なるのか。広い知識を持っている指導者が必要である。

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サワコの朝

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 愛犬ミミは13才、高齢犬、腫瘍があるが心臓が弱まっており、手術不能の診断を受けて、大きくなった腫瘍を持っていながらもな散歩は大好きで欠かさない。便秘があり、家内が腸整剤や下剤で出す便を見てわが夫婦は喜ぶ。日本には老犬に関する介護道具も多い。長寿国の日本は老人養老もよく備えている。日本は老人先進国である。経済が弱まったと心配する人がいるが他の国のモデルになる。
 「老人天国」としての先進国にはそれに相応しい生き方も備わなければならない。昨日「サワコの朝」にみやぞん氏が楽天的、肯定的な人物像として登場した。嫌な人がいたら自分の劇場にもそんな人もいると言いながら距離を持つという。勉強派でもなく、まだ若い方なのにどうして人生達観者の話をするのか。驚き、参考になる。


春を愛する人

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  3・1節から、始まった3月、今日は3.11である。東北大地震の悲惨なライブ映像が浮かんでくる。地震や台風の多い国、放射線のある国と宣伝され、未だに日本は危険な国土であると思われている。韓国はPM2.5で苦しい。それは中国からきたという。中国はモンゴル高原から、韓国は大げさに中国の悪宣伝をする。昨日は春雨、韓国では空気が良くなったと喜びのニュース。そのやや激しい春雨の中、傘もささず私は30分くらい歩いて濡れて帰宅した。
 最近四季に冬が欠如している感、四季の歌「春を愛する人、心清き人」、清めなければならない。私は不浄と浄の問題を人類学的に研究し、また信仰的に書いたものは多い。昨日マリノウスキーの1925年のいわば「野蛮人」Savage社会の文を読んで洗い清め、化粧することを知って、私の子供時代よりはるかに美意識があると思った。今週末京都の国際日本文化研究センターで風俗史の研究会に参加る。人間文化の本質に迫って聞きたい。*写真は私の書斎兼応接間

講演会

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 お知らせ:下関の大坪旧刑務所辺りは韓国人が多く住んでいるといわれている。慰安婦に関する吉田清治氏の募集という「嘘」の話として有名にもなった。それは部分的に検証されたが全面的とは言えない。今度東亜大学東アジア文化研究所は下関の郷土史家はどう見ているか、研究会をすることにした。下関について元市立図書館長の安富静夫氏に聞くことになった。市民の参加を願う。

2019年3月23日2-4時

東亜大学13号館7階

編集会

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 過去数十年間旧植民地を多く歩いて韓国で出版したものが翻訳される形になった。昨日出版社の社長が来られて研究室で編集会を長く行った。多くの日本人研究者は一か所で緻密な研究をするが、私は広く見たのが特徴であろう。その世界の植民地を歩き回りながら考えたことを準旅行記のように書いた内容である。植民地と旧宗主国を歩いて感じたことは、反日文化圏から親日文化圏へ、国際化へ広がる旅行のようだった。本題が決まらなかったこと以外は、サイズ、縦書き、写真、ページなどが決まった。これから超スピードの進行になるだろう。

Amazon e託販売サービスへアップロード

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 地方に住む楽しさは多い。それは田園風景だけを楽しむわけではない。住民との生活空間、職場、地域文化、人間関係に密着しているからである。新年度には多くの人事異動がある。よそ者的存在の単身赴任式とは私の生き方は異なる。
 下関に住んで十数年、私は時々「地元宣言」をする。「地方から世界化へ」を常に考えている。一つの世界化への試みとして、東亜大学東アジア文化研究所から去る10月に出版した『植民地朝鮮映像が語る』が昨日アマゾンにアップロードした。そろそろ電子書籍キンドルでアップされることを契機に合わせたことになる。昨日韓国の留学生の金ソンゴン君に協力してもらいAmazon e託販売サービスへアップロードした。これから販売が可能になる。    

「地元宣言」

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 私に批判、非難する人が若干いる。中傷する人もいる。それも感謝して受け止めている。本欄などで主に非難している黒羊氏が昨日投稿してくれたのは嬉しい。私が下関に愛着を持って「地元宣言」「地元から世界化へ」と書いたことに触れている。彼は次のように書いている。


 一般市民にも解放されている東亜大学図書館で、教授のお名前で検索をかけると一件しかヒットしないのは、ちょっと寂しいのではないですか?

 私は東亜大学の図書館を愛用している。主に新聞を並べ記事などを比べながら読む。新聞が左、右だという性向は感じない。左右を合わせて読むからである。それより早く、多様な情報はネットによるのである。それに比べるとテレビ、新聞も遅く、編集によるニュースである。トランプ氏がfakeニュースと言っておられる類である。

 昨日は朝早くから愛用のパナソニックコンピューターが通信できず、昼過ぎても毎日のように書く投稿が出来ずあせてしまった。他のコンピューターも通信不能。それに対応するのに長い時間を消耗した。復元作業で相当な資料を失くしながらも回復できなかった。出勤して同僚によって正常、遅く投稿することが出来た。コンピューターに関する勉強になった。

『京都のくるわ』

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 最近私は京都と縁がある。先日のことは本欄で紹介したように風邪でも講演や研究会に頑張って参加したが、今日は京都の国際日本文化研究センターで一泊し風俗史の研究会に参加する。研究会とは何か。突然疑わしくなった。博識、観光、趣味、物知りなどと専門研究者とはどう違うか疑問を持つ。資料を以て深い認識、原理を探る研究が少ないからである。最近ネットによる資料集めの傾向が強く、資料並べ、物知り博士的なものが多い。
 パリでの研究会を思い出した。フランスの日本研究者のキブルツ氏の「ヨーロッパと日本に於ける空間と時間の知覚:文化相対主義の弁護」(『日本学とは何か』法政大、2007)を再び読んだ。西洋の裸体と日本の仏像の画像的な分析である。小生が『京都のくるわ』(新典社、2012)韓国の春画を持って恥と覗きの特徴、写実主義を日本の浮世絵と対照的に語ったものが載っている。田口章子氏の序文では京都の廓は神社の前から始まり定着したという。宗教と性の関係も大きいテーマである。

温厚な心

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新幹線は超満席、やっと座れた。左右の席は居眠り、羨ましい。私にはできない。研究会の発表をキチンと聞くためには疲れてはならないと眠ろうとしてもできない。京都のはじっこ、山の麓まで順調に到着した。井上チーム長と雑談、日韓関係の悪さ。  研究論文式の発表ではなく、関心あるところの紹介であり、議論すべきではない。中には京都の阪東妻三郎映画撮影所の話が面白かった。撮影所の火事とフィルムの引火性と、弁士は映画館との関係であることなどが確認できた。私は満洲映画協会の撮影所を2回訪ね観察したことと合わせて理解し、質疑できて良かった。  構内の宿所は飲食などが一切ない。しかし管理人がカバンを3回まで運んでくれて、感謝なのに間食までサービスしてくたさり恐縮であった。粗末な施設より温厚な心に感動した。

『Homo Deus』

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 京都の国際日本文化研究センターでの研究会から昨夜無事に帰宅した。無事とは前回に比べて健康状態も良く、指定席であって、予定通りに帰り、韓ドラの連続テレビに間に合ったことである。研究会でも日韓、日中の関係が悪いと言われても民間レベルでは関係が悪くないと発言した人もいた。
 帰りの電車の中で『Homo Deus』を読んだ。これからは戦争は起こらない。経済が重要な抑止力になると述べている。文大統領は南北統一という反日平和商品で人気を図ったが経済的に困るだろうというメッセージが読み取れる。前回の京都での講演について書いた新聞コラム「日本人は勤勉と正直」の掲載紙が届いている。

 

  「日本人は勤勉と正直」 崔吉城
 京都とは縁が古い。国際日本文化研究センター、大学などで研究会や講演に往来している。現在も井上章一教授のプロジェックトの「近代東アジア風俗史」研究会に定期的に参加している。先日、京都でタクシーは古い道、一方通行のような街をジグザグ走った。私にとっては見物するのに都合が良い。今度初めて京都の古い道を楽しんだ。奥様が在日、自称「親韓派」という京都大学の小倉紀蔵教授の配慮により3月2日と3日の両日、京都市国際交流会館と京都大学で講演があり、京都に一泊した。 3月2日の演題は「小倉紀蔵教授と対談:中立派文化人類学者、日本と朝鮮半島を語る」であり、最悪といわれる日韓関係を言わざるを得なかった。私はつい最近韓国側から3回も講演依頼がキャンセルになったバッシングを受けた話から始めた。その一つで、ある釜山のある私立大学校から「海外名士招請講演」が前日にキャンセルになったが京都市と大学では無事に行われること。小倉教授のリードによってスムーズに進行された。 京都市国際交流会館に着き、早速打ち合わせになった。満室、補助椅子が出された。民団の元団長や大阪の「コリアンワールド」同胞新聞の李相善社長をはじめ関係者も参加した。私の古い知人の朴炳潤氏らも参席した。嬉しかった。休憩をはさんで10数人の質問に答える形式で終わった。「親日」ということばは親米、親中とは異なって韓国では売国奴ほどの悪口であることを初めて知ったという人もおられた。韓国の反日、親日には市民の異様な表情が印象に残っている。  私は風邪で辛さが残っていた。古い飲み屋通りの中にある伝統的な旅館で一休み、夕食会に行った。提灯が多い四条の川辺通りの居酒屋で酒席に招かれた。同志社大学元教授の林廣茂氏、1940年朝鮮扶余生まれアメリカで商売、経験豊かな方。サハリンからの留学生チョン君、そして主催の小倉先生の4人の集いだった。 私は商学専門の林氏に、「勤勉であれば金持ちになれるか」と質問した。植民地と戦争で悪名高い日本人がその地に残したのは「日本人は勤勉と正直」ということだったと言ったところ小倉先生から大反論された。「勤勉と正直」だけでは金持ちなれない。私は言う。日本人がアジアに残している貴重な遺産、それが今の日本人は勤勉も正直も薄れていく。特に政治家の不正、森友、加計学園の嘘などは残念なことである。 風邪薬でふらふらしていながらも楽しい時間が続き、提灯町の真ん中の伝統的な旅館に泊まった。京都大学では、「日韓関係の過去と現在から『尊厳』を考える」であった。教授、大学院生、一般人が参加して、長時間、楽しい時間だった。連続的に日本京都で予定通り講演が無事に終わった。韓国のバッシングで大変屈辱的な敗北感の連続だったが、恨みを返した気分だった。やっと平均感覚を取り戻した気分である。京都駅まで小倉教授らが見送りしてくださった。感謝である。

お知らせ安富静夫氏講演

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お知らせ:下関は港町、花街の文化が盛んなところであった。それは先帝祭の八文字として有名である。その由来について詳しく語りあう良い機会である。郷土を愛をする人たちに聞いていただきたい。
 東亜大学東アジア文化研究所は元市立図書館長の安富静夫氏に聞くことになった。参加費無料、市民の参加を願う。

2019年3月23日、午後2-4時

東亜大学13号館7階

 

일제의 쇠말뚝

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 나는 요즘 일본에서 여러 연구회 등에 참가하면서 느낀 것이다. 최근에는 연구자들이 선행연구는 거의 모르거나 무시하고 독단으로 새 설을 주장하는 경향이 강하다는 느낌이 든다. 표절도 문제이지만 학문 연구의 군본적 문제라는 생각이 든다. 박유하교수가 투고한 글에서 알게 된 것을 여기에 소개한다. <얼마전에 서현교수가 이른바 ‘일제의 쇠말뚝’ 에 대해 명쾌하게 정리해 준 글을 읽고 반가웠었다 > (서현, 2019)는 것이다. 나는 <친일과 반일의 문화인류학>(아카시서점)과 <친일과 반일>(다락원)에서 이 문제에 대해 깊이 다룬 적이 있다.  당시 노자키교수의 조사 보고와 나의 풍수의 폭력설이 한국과 일본에서 잘 알려진 것인데 새삼스레 화제가 되는 것 같다. 한편 반갑고 한편 서운하다.    

(위험한 한일 관계)친일과 반일

 

鉄の棒

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 私は最近、日本で多くの研究会などに参加しながら感じたことがある。それは研究者たちが先行研究はほとんど知らないか、または無視して独断で、新しい説を主張する傾向が強いということである。剽窃などの問題もあるが、それより学問研究の基礎の問題だという気がする。朴裕河教授の投稿で知ったことをここに紹介する。<この間、ソヒョン教授が、いわゆる「鉄の棒」について明快にまとめた文章を読んで嬉しかった>(ソヒョン、2019)という。日本人が朝鮮で英雄が出ないように風水的な位置に鉄の棒を打ったという作り話。私は『親日と反日の文化人類学』(明石書店)と『親日と反日』(タラグォン)でこの真実について詳細に扱ったことがある。当時野崎教授の調査報告と私の風水の暴力説が韓国と日本でよく知られたが、今改めて話題になるのは嬉しく、一方では寂しい。

朝鮮総督府庁舎の破壊と「風水」ナショナリズム

崔 吉城

  詳細情報 タイトル 朝鮮総督府庁舎の破壊と「風水」ナショナリズム 著者 崔 吉城 出版地(国名コード) JP 出版年(W3CDTF) 1999-05 NDLC ZG6 対象利用者 一般 資料の種別 記事・論文 掲載誌情報(URI形式) http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000025540-00 掲載誌情報(ISSN形式) 04288653 掲載誌情報(ISSN-L形式) 04288653 掲載誌名 日本民俗学 / 日本民俗学会 編 掲載通号 218 掲載ページ 1~24 言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


桜のニュース

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 韓国からの電話はお花見のお誘い。鎮海港の桜祝祭は有名である。日本時代から今も海軍本部である。祝祭中は軍港も公開されるというので行こうと思った。日本時代の映像を視ながら見たくなった。今反日文政権ではこの祭りはどうなるのだろうか。また私の調査を兼ねての花見はどうなるか。自制することにした。
 日本は既に桜の開花のニュースで興奮状態、花を鑑賞するというよりお祭り騒ぎになる。「国花」というのは象徴、シンボルであるが、何か独占的に騒ぐのはいかがなものであろうか。大連に桜祭りがあると聞くと多くの日本人は親日的と感ずる。桜は日本にだけ咲くのではない。春の絵がある。
 以前北京の古書街のユリチャンで「春画」を求めたら「春の絵」を見せてくれた。昨日図書館から春画の本、2冊を借りた。9月に日文研で「韓国の春画」について発表するための準備である。植民地時代の映像分析に続いて画像分析のためである。性と美、日中韓の特徴は、そして西洋と東洋の比較を試みる。檀園、蕙園の25点の名画を開く。日本の浮世絵へも挑戦する。春は長引くのだろうか。
 

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