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Channel: 崔吉城との対話
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「慰安婦に関する米学者声明への日本の学者からの返答」

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 私の人生で初めてお腹の出っ張りが気になるようになった。不倫妊娠の女性がお腹を気にするような気持ちである。朝鮮戦争の後に食べ物がなく、栄養失調の時代に痩せていた自分を考えてみると幸せすぎる現象である。世界ではいまだに食糧不足で苦労している所が多い。自制すべきであろう。私が気にする理由は運動不足である。自己コントロールができていない。しかし私をよく知っている医師は日野原先生のように百歳を越えるだろうと言ってくれた。医者の言葉を嬉しく重く受け止めようとしている。しかし階段などを上がると呼吸はきつい。サーチュレーションが低いのが体でわかる。時々家内から散歩に誘われても応せず、椅子に座って原稿ばかりいじっている。安保が解決(?)し、これから憲法裁判に向かうという話が出ている。反対意見がアジアの国の世論になって外交まで難しくなるだろう。対与党であれば野党が統合して戦って政権交代をしてほしい。野党として世論に乗り政権をとる絶好のチャンスではないのか。
 昨日本屋に寄った。『正論』10月号に「慰安婦に関する米学者声明への日本の学者からの返答」が載っているというので購入したかった。いつも行く本屋で簡単に手に入る雑誌なのに1冊もない。売れ切れたという。一般的にそれほど売れるとは思わなかったので意外な気持ちであった。他の本屋で1冊だけ残っていたのを買うことができた。アメリカの日本研究者と日本の日本研究者の声明と返答であるのは報道によって知っている。私が好きな言葉が繰り返されている。「偏見に染められてはならず」「事実は事実」「真実は事実から」などである。しかしアメリカと日本の意見は異なる。異なるのは当然かもしれないが、それぞれアメリカ、日本の中では意見が一致するのはなぜであろうか。在米韓国系学者と在日韓国系学者とのケースも同様であるように思われる。これは研究の結果の差というよりは民族の差ではないだろうか。結局日米のスポーツゲームのようになってしまったのではないのだろうか。



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