一般的に日本の陶芸は中国や韓国より遅れているというイメージがある。しかし昨日の「楽しい韓国文化論」で東亜大学の松尾伊知郎氏は日本の陶芸が中国や朝鮮半島から影響されたことを前置きにして、現在日本の陶芸は世界的に注目されていると語った。それは高温で焼く技術というより「楽焼」という800℃内外の低温度の施釉陶が世界的に注目されていること。主にデザインなど芸術性と実用性による調和によるものである。中国からの影響で有名になったイギリスのCHINA磁器、今は日本の磁器が世界的に注目される。
彼は言う。日本は中国や韓国に比べてその歴史が浅く400余年しかないが、大事にして持続的に発展させてきた結果だと。私はお茶文化や染めもの文化など、韓国では断絶してしまって、新しく日本から輸入して、伝統文化を復元していることなど、韓国文化財専門委員として体験したことを以て補なった。
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「楽焼」
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