日韓親善協会のメンバーの88才、小園氏らが研究所を訪ねて来られた。帰宅してカナダとのバレーボールの試合を楽しく視聴した。始まる前に「君が代」が斉唱された。聞く度に「君が代」は異様に感ずる。世界の多くの国歌は応援歌や唱歌のように聞こえるが「君が代」はリズムがほぼなくテンポが遅い、失礼ながら葬送曲にも感ずる。他方クラシックに似て、私はいつの間にか名曲のように感ずるようになった。世界的に聞ける人は多くても歌える人は国民に限らている。国歌は国家を越える力が弱い。世界化は難しい。国歌、国花などはただのシンボルであり独占ではない。「美」は普遍的なものである。その美の力は世界化していく。
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