昨夜下関市民会館での公演「アリランの春」を鑑賞した。創団60周年という。私が日本に居を移してから、ずーと観ており、ほぼ半分は見たことになる。下関の朝鮮学校児童・生徒、先生方の校歌合唱などもあり、金剛山歌劇団の公演は少なめに感じた。冬を迎えている晩秋のこの時期に「春」とは不具合なテーマであった。メディアには報道されないが、毎年会場は満杯なのに、この度は少なめ。メディアは社会の鏡と言われるのは無意味な感。日韓関係の悪化の影響か。芸術は政治を超えるものなのにその影響か、ただ懐かしく観ていた。
感動高揚させる声の女性司会者の朝鮮民族へ呼びかける言葉から幕が開いた。今年、巡回公演のテーマとなったは朝鮮半島の統一と高音高声急テンポの舞踊と歌、ロシア風、朝鮮半島の統一と平和への願いが目立つ。政治宣伝的ではあるが、チャンセナップと農楽は感動的であった。驚いたのは「鳳山仮面劇」のマルトギー(馬夫)の登場である。私の恩師の研究、日本全国巡回公演で人気のあったことを思い出した。舞台は美しく、生バンドは素晴らしく同伴者の近所の方は感動したと話しておられた。工夫を凝らして芸術的進化が見られるがより高次元への発展を期待したい。
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「アリランの春」
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