昨日の日曜日、説教ではなく真言宗仏教の僧の「説法」を聞いた。愛犬ミミの供養祭、100余人が参加した。ほぼ若い年齢層であった。会場では各自、各家族の(ペット)の霊に祈りながら静かに開始を待っていた。皆が優しい心であることを共感する中で読経、念仏、焼香、説法が行われた。「菅原家のミミの霊のために」と聞いた時は生前のミミの一生が甦って、脳裏に映ってきた。説法は「ペットではなく、家族である」から始まり、共に生きた生命、そしてそれが失われてから深く考えられる「いのちと愛」に関するものだった。感動的だった映画などの例から世間話のように話す内容は、人生哲学を深く、短く、感動的に語り、心に残るものだった。
↧