拙著『帝国日本の植民地を歩く』を韓国の友人、ドイツ演劇研究者李相日氏に送った答申メール、客観的研究だが「難しい本」のようであると言う。
韓国の「反日」が「反英」への現象が起きている。韓国の反日が黒人人種運動、反植民地運動、拙著『帝国日本の植民地を歩く』で扱った問題。私は韓国の反日から出発して広島、南京、台湾、パラオ、アイルランド、南アフリカなど、反植民地の歴史を辿って触れたが今それが的中した気がしている。
南アフリカ共和国では19世紀植民地政治家セシル・ローズ(Cecil Rhodes)が記念されていること、シンガポールではラッフルズが記念されていることを指摘した。歴史を遡って破壊、保存、歴史が分かり難くなった。テレビを視て驚いている時、大阪市立大学の堀まどか氏が「先生が論じておられたセシル・ローズ!今月9日にはローズ像の撤去を求める大規模なデモが行われ、参加者らは「像を倒せ!」「植民地解放!」などと訴えたと「微妙な話だ」と書いてくださった。
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韓国の反日と黒人人種運動
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