東洋経済日報(2021.1.22)寄稿文原稿
過去の歴史は過去の歴史
崔吉城
日韓関係に書きたいことがあまりにも多い。遠隔講義が終わるや否や、その時、市公務員が尋ねてきてSNSなどに、私が「韓日関係の断絶、国交断絶」という意見を書いたことを読んで彼がそれに対して意見を聞いてきたのだ。ああそれか、それは半世紀も前の私の昔話のようであった。おそらく韓日関係の自史のようなものであった。
私は李承晩時代、その時は私が幼いからでもあるが、日本という存在をほとんど知らなかった。ただ「反共・反日」の標語が教室に掲げられていて日本を「倭」と呼んでも、日本人を蔑称でいっても日本を憎むことはなかった。むしろ、親からは日本人は正直で勤勉だというのをよく聞いた。
そのうちに朴正熙時代になる。「反日」というスローガンも消えた。日本との国交正常化に多くの国民が反対しても国交を結んだ。日本人が往来、私も日本留学をした。帰国して大学教員となった。
全斗煥時代になると民族精神が台頭して独立記念館が建てられて、日本の政治家の靖国神社参拝反対という反日が政治的カードに出現し、歴史認識など韓国内の反日的独立精神が日本叩きに転換した。その上人権を尊重するという名分を持って日本国内の慰安婦問題を韓国版にして、困難な時代が続いていた。私はその時『親日と反日』『慰安婦の真実』という本を出した。 文在寅大統領の新年記者会見で、韓日関係に対する言及した。携帯に緊急ニュースが入った。大統領の記者会見とは言うものの、日本の堅苦しい、制限的なお形式的な会見とは違って、文大統領の記者会見は、あれこれ話だけの長い放談のようだ。注目すべき内容があった。夕方9時にKBSニュースを見た。「韓日間で協議していく」ということが短く紹介された。注目した日韓関係のことが注目するほどではなかった。 ところが、日本のNHKは事実を事実のように報道した。しかし民放メディアは大騒ぎだ。「慰安婦判決の場合2015年度に両国政府間に慰安婦問題に対する合意があった。その合意が両国政府間の公式的な合意だったという事実を認める」。「過去は歴史であり、韓日間で未来志向的に発展していくべきだ」と文大統領がいった。私もショックであった。それはいかにも期待していいだろうか。歓迎する。 しかし疑う人は多い。アメリカの影響とか、選挙とか、世論などの考えたことか…と伸びる。しかし情勢の変化に準じて事実に基づいて考え方が変わることは勇気ある発言だと思う。それはただの変節とは言えない。 2015年度に両国政府間に慰安婦問題に対する合意があった。韓国政府はその合意が両国政府間の公式の合意だったという事実を認める。そのような土台の上で、韓日間で協議していくという。 韓日は隣国という意識過剰であってきた。隣人への愛の物語りは多くの不和を生む。冷却化されて、やり直しの韓日関係になって欲しい。過去の歴史は過去の歴史であり、韓日間で未来志向的に発展していかなければならない。
全斗煥時代になると民族精神が台頭して独立記念館が建てられて、日本の政治家の靖国神社参拝反対という反日が政治的カードに出現し、歴史認識など韓国内の反日的独立精神が日本叩きに転換した。その上人権を尊重するという名分を持って日本国内の慰安婦問題を韓国版にして、困難な時代が続いていた。私はその時『親日と反日』『慰安婦の真実』という本を出した。 文在寅大統領の新年記者会見で、韓日関係に対する言及した。携帯に緊急ニュースが入った。大統領の記者会見とは言うものの、日本の堅苦しい、制限的なお形式的な会見とは違って、文大統領の記者会見は、あれこれ話だけの長い放談のようだ。注目すべき内容があった。夕方9時にKBSニュースを見た。「韓日間で協議していく」ということが短く紹介された。注目した日韓関係のことが注目するほどではなかった。 ところが、日本のNHKは事実を事実のように報道した。しかし民放メディアは大騒ぎだ。「慰安婦判決の場合2015年度に両国政府間に慰安婦問題に対する合意があった。その合意が両国政府間の公式的な合意だったという事実を認める」。「過去は歴史であり、韓日間で未来志向的に発展していくべきだ」と文大統領がいった。私もショックであった。それはいかにも期待していいだろうか。歓迎する。 しかし疑う人は多い。アメリカの影響とか、選挙とか、世論などの考えたことか…と伸びる。しかし情勢の変化に準じて事実に基づいて考え方が変わることは勇気ある発言だと思う。それはただの変節とは言えない。 2015年度に両国政府間に慰安婦問題に対する合意があった。韓国政府はその合意が両国政府間の公式の合意だったという事実を認める。そのような土台の上で、韓日間で協議していくという。 韓日は隣国という意識過剰であってきた。隣人への愛の物語りは多くの不和を生む。冷却化されて、やり直しの韓日関係になって欲しい。過去の歴史は過去の歴史であり、韓日間で未来志向的に発展していかなければならない。