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Channel: 崔吉城との対話
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人間は機械の付属品?

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 昨日は釜山外語大学の日本語担当の教授二人が訪問(写真)。韓国政府から重点大学として支援を受けているという話を聞くだけであった。衰えていく日本の大学、旺盛な韓国の大学が対照されるような話だった。若い青年韓国と老年日本の比較のような話だった。韓国もいずれ老いを知るはずであると寸評した。私はワンアジア財団支援講座の講師の姜信杓氏から旅券期限切れの連絡があり、来れないかも知れないと、話が続く中でも不安であった。しかし夕方ようやきく通話ができた。異常なし、意外にも今朝下関港に着くという。彼は「心配はいらない」といい、乗船することができたといい、安心した。しかし発表原稿はハングルのものが1枚、準備を急がなければならない。 周りの人たちは旅券の期限切れをたった1日で更新することは不可能だと言っていた。しかし私は可能性を信じた。以前私もを韓国で同様なケースで、2時間で更新してもらい出国、国際的に体面を守ることができた体験があるからである。規律、規制、律法の遵法精神の厳しい日本社会ではありえないというのは分かる。ここで考えなければならない点がある。機械化や電算化している時代になっていく、そのような社会に発展していく。つまり機械化と電算化されていくほど人間の存在は薄くなっていく。しかし機械化の中にも人間は存在すべきである。状況によって評価と判断、決心する人が必要である。それは機械化の中の人間、厳しい規制の中の例外であろう。社会は機械化していく、人間は機械の付属品とされていくのか、ほんとうに人間が機械を管理しているのだろうか。これを知る日本人はすぐ遵法精神がない、後進国と思いがちである。あくまでも人間性、人類愛は失ってはならない。


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