アジア共同体
昨日東亜大学ではワンアジア財団支援公開講座7週目が行われた。11月12日は本校開校記念日を兼ねる講演であった。 初頭には大学設立者櫛田薫氏が登壇して東亜大学の設立経緯と「東亜」大学命名について講演した。フェイスブクでライブで中継された。講座の内容は4個のカメラによって収録された。これを編集して後世に残すこととする。続いて北京から来られた中央民族学院大学の教授黄有福氏の講演要旨を下に要約紹介する。...
View Article「おもてなし」(東洋経済日報、2016.11.11)
昨朝黄有福先生を、午後は李恵蘭牧師をそれぞれ家で迎えて関門海峡を眺めながらお茶話を楽しんだ。 「おもてなし」(東洋経済日報、2016.11.11寄稿文)...
View Article「絵葉書から見る近代朝鮮」
昨日の気象予報では寒さが強く報じられたが、よき秋晴れの日であった。ソウルから来られた方は日本は温かいという言葉を連発した。私の研究室で『絵葉書から見る近代朝鮮』(全7巻)の最終編集会を行った。ソウルから民俗苑洪鐘和社長と朴昊遠顧問、執筆者の浦川氏、総監修者の私が参加して日本文、韓国文、英文の検討、なにより重要なのは本題では熱く討論した。韓国文では「엽서로 보는 근대조선」、Post Cards...
View Article<お知らせ>
<お知らせ> ワンアジア財団支援講座8回 上水流久彦(県立広島大学准教授)「民族構成とナショナリズムからの脱出」 東亜大学の13号館202教室 2時半から4時まで
View Article韓国光州
釜山行きの飛行機はほぼ韓国人によって満席、韓国は大変だと誰も思えない平安な旅人たちであった。飛行時間40分という短い時間、隣席の日本女性に声を掛けた。熊本から韓国旅行、旅行の話より熊本地震被害を受けた話、車3台が潰された写真など悲惨な状況を見せてくれた。韓国の朴クネ不安騒ぎと熊本地震の状況がアンサンブルになって聞こえて、不安状況の中の旅行と矛盾するような気分であった。...
View Articleセマウル運動関連資料、綿花
一般的に韓国人は記録保存が下手、村には古文書が少ないといわれている。しかし非常に例外的な村がある。その村を紹介案内してくれたのは金熹台全羅南道文化財委員であった。私一行が和順郡道岩面道荘里会館に着いたのは朝の9時過ぎ、私の同年の村の会長とは「同年」であることですぐ話は熱くなった。金ソンイン氏らは郷土文化遺産や全羅南道無形文化財の民謡、...
View Article私の地縁、学縁、血縁
数人の方の斡旋で釜山の東亜大学の総長と会った。私は総長に関して何の予備知識もなく、ただ下関の東亜大学と同名であることで親善訪問したのである。博物館では70年史、発掘資料の展示などを見て圧倒された。行く車内で同大学の金粉淑教授から彼がソウル大学国文学科出身であることを聞いただけであったが、韓錫政総長との面談の時間は楽しかった。それは韓国式の出会いであった。...
View Article公開講座のお知らせ「オリンピックとマラソン」
べルリンオリンピックの記録映画を見る。日本植民地朝鮮の青年ソン・キジョンとナム・ソンニョンがマラソンで1等と3等で入ってくる。これは植民地朝鮮で途方もない波紋を立てた。日章旗抹殺写真で東亜日報は廃刊された。ソンギデイ(日本式発音)か? ソン・キジョンか? オリンピック...
View Article「話」word
講義が終わったばかりの時、博士後期課程に在学中の中国からの留学生の宮琳さんが英語の研究書を持って来室した。彼女は日本語教材に文学が使われていることを分析している。彼女の研究における一番の参考書といえるHall著『外国語教育における文学Literature in foreign...
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