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Channel: 崔吉城との対話
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地域に生きるとは

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 昨日は冬でも日差しが暖かい中、下関の西海岸道路を走って特牛(こっとい)の小山正夫氏宅を訪ねた。2年前に彼は100才にちょっと手前に亡くなられたが、表札はそのままであった。次男(66才)が迎えてくれた。私は故人が生前、数回訪ねたことや葬儀に参列したことがあるが彼とは初めて対座して話を聞くことができた。私は故小山上等兵が日中戦争参戦者であることを公にすることを控えているのではないかと気を使って連絡を控えていたが瞬報社の大崎氏のご好意で訪問が叶った。感謝である。
 故人が参戦した時の写真アルバムを正式に撮影することを願った。彼は父の写真を床の間に掛けており(写真左端)、父の趣味の鯉養殖の絵などを飾っており、尊敬の念をもって、以前数回個人と話した部屋で彼は父に関して、写真を見せながら「父は写真が好き、暗幕を作って焼き増しなどをした」ことなど語ってくださった。父親のことや写真など、研究に積極的に協力、貴重なアルバムを貸してくださった。本格的な報告書を作りたい。往路より帰路が早く感じるのはなぜであろうか。私は地元の人以上に地元人らしく、地域に生きる感じがした。


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