昨日は広島大学時代に私が博士論文の指導をした学生だった二人と共に講義をした。上田崇仁氏の発表と山田寛人氏のコメントで進行した。日本語は昔日本帝国の国語であったが、戦後も比較的に日本語学習者が多かった。しかし最近大きく減少している。特に韓国が一番激減している。世界一の反日国を意味するのだろうか。日本語を母語とする人に国語として教えるのと違って朝鮮語を母語とする人に日本語を教えた経験は現在も他国籍の人々の日本語教育に有効であると述べた。朝鮮人に日本語教育をしたが朝鮮語抹殺教育だけであったのか、外国語教育であったのかはどうだろうか。言語学的には植民地や戦争などによる言葉の普及はそれほど大きい差がない。言葉はコミュニケーションの手段として重要な役割があるからである。
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