在日東洋経済日報
毎週2回つつ市民向けの公開講座を行う。柳美里氏の講演について遠くからも問い合わせが多い。ネットと口コミによって知性人の反応が感じられる。長周新聞だけは現地取材と深層分析の報道をしている。柳美里氏には期待が大きい。在日韓国・朝鮮人、命、自殺など重いテーマが浮かぶ。それらは私にも重要な研究テーマであり、聞きたい。自殺というテーマはエミール・デュルケーム(Émile...
View Article日本語と国語
気になるニュースとして、スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票が報道されている。政府側が投票箱を押収しようとして独立派住民と衝突した。混乱はさらに続くだろう。反乱という大逆罪の現象が起きている。統合と分裂、愛国と反乱、束縛と自由の現象は国家や民族だけでの話ではない。それらの歴史は国家において、また個人においても繰り返されている。結婚と離婚もそれに似ている。...
View Article植民地研究の視点で
竹下一記者の記事は最高の名文、ワンアジア講義の担当者と受講生全員に配らせていただく。講義全体の要約、順序、論理、明快な文には脱帽、脱帽である。感謝します。 崔吉城教授が講義:植民地研究の視点で 下関の東亜大学の公開講座「アジアの民族と国家」が九月二五日から始まった。その第一回目の講義で、崔吉城・同大学教授(文化人類学)が植民地研究を踏まえて問題を提起した。...
View Article非常にプライベートな話、しかしフィクション
今朝のハードトーク番組で作家があり溢れるラブストーリの話は、非常にプライベートな話であるがフィクションであると言った(private but...
View Article楽しい苦労
文芸小説家の柳美里氏と対談したばかりでノーベル文学賞受賞者が発表された。賞と全く無縁の私にとって賞はただ社会的評価の一つに過ぎないと思うが影響は大きい。日本では日系イギリス人のカズオ・イシグロ(Kazuo Ishiguro)氏が受賞したと大きく報道している。文学に全く関心のない人さえ「日系イギリス人」だということで喜んでいる。なぜであろう。...
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