昨日十年前から連載していたエッセー11月は休稿、12月分を闘病記として送った。初めての仕事であった。病気を宣伝するようで恐縮ではあるが私事でありながら生老病死は人類の関心事であるということで。病気は医療者に限らず広く家族や社会まで影響する戦うべき敵であるが、良き試練でもある。リハビリの現場では高齢、病弱で手足の運動などは不要なもののように見られるが熱心に声をかけながら行う。命が尊重される現場とも思われる。
入院1ッか月が過ぎて私はどう変わったのだろうか、見守ってくれた看護師たちはどうみているのだろうか。順調に回復しているとは言ってくれている。医師はどうみているのだろうか。病巣が治ることだけを見ているのだろうか。ソルジェニーツインの「ガン病棟」では医者が患者の変化を期待していることに触れている。患者には希望を与えなければならないのは、医者の鉄則であるが、時には「あなたは以前と変わらない病人なのです」「きっと死ぬわよ」「私たちを信頼するだけではなく、喜んで治療を受けること!喜んでですよ!それでなければ直りません」(新潮文庫上124)。信頼関係が重要である。昨日は心臓エコと造影剤によるCT検査を受けるのに気を使ったが、生き返してくれた医療チームを信頼して無事に終えた。検査結果はどうだろうかとまだ不安が残る。
入院1ッか月が過ぎて私はどう変わったのだろうか、見守ってくれた看護師たちはどうみているのだろうか。順調に回復しているとは言ってくれている。医師はどうみているのだろうか。病巣が治ることだけを見ているのだろうか。ソルジェニーツインの「ガン病棟」では医者が患者の変化を期待していることに触れている。患者には希望を与えなければならないのは、医者の鉄則であるが、時には「あなたは以前と変わらない病人なのです」「きっと死ぬわよ」「私たちを信頼するだけではなく、喜んで治療を受けること!喜んでですよ!それでなければ直りません」(新潮文庫上124)。信頼関係が重要である。昨日は心臓エコと造影剤によるCT検査を受けるのに気を使ったが、生き返してくれた医療チームを信頼して無事に終えた。検査結果はどうだろうかとまだ不安が残る。