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Channel: 崔吉城との対話
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ドンファン

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 ある怪死事件が気になる。特に自宅死においての問題点である。私も自宅死を希望するがあえて家内に迷惑かけるのではないか。私だけではなく、多くの人は自宅死を希望するので考えてみたい。先月亡くなった富豪の野崎幸助氏の新妻が疑われている。体内から致死量の覚醒剤が検出されたからである。メディアは探偵物語りに偏っているが私は別の意味で注目している。成金などで一攫千金、金持ちになった人はどんな人生をおくるのだろう。野崎さんはドンファンになった。お金を以て何をするのか。ある人は権力を持つためにお金を使う。お金と権力があればどうする。楽しみ、快楽に人生観が偏る。お金で滅びる。人は楽しみを多様化すべきである。楽しみを一つにするのはスポーツ、芸術などに多くあるが、楽しみをより広げるのが良さそうである。

어떤 괴사사건이 신경 쓰인다.특히 나에게는 자택사에 관한 것으로 주목된다. 그런데 자택사가 아내에게 폐를 끼치는 것이 아닐까 하는 곤란한 점이 있다. 나뿐만 아니라 많은 사람들에게 공통된 문제이다. 지난 달 숨진 노자키씨에 대해 연일 보도되고 있다. 체내에서 각성제가 발견되었기 때문이다. 미디어는 탐정이야기에만 치우쳐 있지만 나는 다르다. 일확천금의 졸부의 말로를 보여주기 때문이다. 노자키는 돈판이되었다. 돈으로 무엇을 하는가? 돈과 권력이 있으면 어떻게 할 것인가. 결국 돈으로 망한다. 그것을 보여준다. 즐거움 행복도 다양화 해야 한다. 스포츠, 예술 등 하나에만 집중하는 것이 아니라 재미를 다양화해야 좋을 것이다. *写真https://matome.naver.jp/odai/2152731116152098001/2...


7回 「楽しい韓国文化論」

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 お知らせである。2018 年第7回 「楽しい韓国文化論」は次の予定で行う。 

 

孔淑子(下関韓国教育院院長)「観光の仁川」(9月 22 日) 小川裕司(写真家)「レンズから見る韓国」(9 月 29 日) 朴仙容(在日作家)「韓国食品の開発」(10 月 6 日) 白川豊(九州産業大学教授)「韓国の文学・文化」(10 月 13 日) 崔吉城(東亜大学教授)「板門店」(10 月 20 日)  場:東亜大学 13 号館 7 階 時:毎週土曜日午後 2 時から 4 時まで *:11 月 17 日(金)~11 月 20 日(月)崔吉城同行の板門店観光   〒751-8503 山口県下関市一の宮学園町 2-1 ・共催:東亜大学東アジア文化研究所(崔吉城)・下関広域日韓親善協会(友松弘幸)                 

囲碁対局のようなスポーツ対戦

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 昨日から新著『米軍慰安婦の真実』が販売される。読書会にはメンバー外に4人の方が来られた。新著出版を祝って下さりながら本の題や表紙装丁などから「新著」というイメージが弱いという。しかし慰安婦に関する上下巻のようなものとなっている。新著のイメージは弱くても慰安婦問題を総合的に理解するには役に立つかと思う。下記(写真)のように今朝の山口新聞のコラム四季風で佐々木正一氏が紹介している。本著に最初の紹介、嬉しい。深夜にはロシアワールドカップのポーランドとの競技を観戦した。反則などを生かしながらも激しく対戦するサッカーの面白さを一気に失った。囲碁対局のようなスポーツ対戦に失望した。反則ポイントなどの判定で負けても決勝戦には出場できるという作戦、時間稼ぎのボール回し、敗退の勝利宣言(?)のようになった。とても残念であった。

 

店頭に拙著『米軍慰安婦の真実』

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 昨日の日本文化論の講義では京都の研究会で聞いて議論した「褌」、さるまた、パンツを話題にした。写真や留学生の話からベトナムでもあることを確認した。褌は南方文化圏に存在するがそれが日本精神の象徴的な文化とは必ずしも一致するものとは言えない。夜、広域下関日韓親善協会の年会では木下と犀潭の両氏により壇ノ浦合戦の「安徳帝:二位の尼」が祝吟された。日本の口碑文学の多様性を感ずる。会では私の顔見知りや知人、友人が多く楽しかった。私が忙しく仕事をすることに関して健康を心配して下さる人が多かった。通り道によったくまざわ書店の店頭には拙著『米軍慰安婦の真実』が10冊ほど縦積みになっていた。嬉しい。今朝のネットでアマゾンを開くとベストセラーのマークが付いている。ただ感謝するばかりである。

隠れキリシタン

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 昨日は午前中、愛犬ミミを連れて病院へ、予約しても数時間まち、車内でPCで執筆。帰宅してからは大雨、雷で我がマンションの一部、私の家も4時間ほど停電だった。電柱修理の現場を見下ろし観察した。朝鮮戦争中、感電死の現場が映像のように思い出された。部屋では蝋燭、ようやく電気が来た。蝋燭時代から電気へ、明治150年の開化を象徴的に感じた。テレビもついた。江戸時代の禁教の苦難の下でもひそかにキリスト教信仰を守り続けた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)の世界文化遺産登録が正式に決まったというニュースが流れた。日本に住み始めてすぐ中部大学の故王崧興先生と長崎の福江、天草などの隠れキリシタン史の調査、踏み絵に関心を持った。日本人の信仰と正直さ。今日本にはキリスト教信者が1%にも足らず、正直さもなくなりつつあるのだろうか。

ライフヒストリー

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 先週在日韓国人2世の朴氏から私をニューカマーとしてやや成功した者として考察対象であり研究グループを立ち上げたいという話を聞いた。それに似た話を数回聞いたことがあって、その度照れ臭く感じた。新著書『朝鮮戦争で生まれた米軍慰安婦の真実』は成功物語り、自慢話ではない。ある意味で私、親族、故郷の人々にも不快な話も多い。それはただ売り物としているわけではない。戦争を伝える多くの文学、映画などにもの足りなさを感じてきたので自ら戦争の真実に挑戦したものである。
 最初のコメントが届いた。ある文学研究者は「だいたい、誇らしい家柄や本貫のことを言うのを聞くことしかありませんから・・・」。「非常に吸い込まれるような面白さです、、、小説以上に面白いです。ノンフィクション、先生のライフヒストリーの要素です」などなど。全文を公開したい。また多くの読者の感想、批判などを待つ。


   

受賞のお祝いの会

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  お知らせ

急に大学から連絡、下記のように私の祝賀会が行われます。他の通信では間に合わないのでこの欄でお知らせます。

【ご案内】「国基研 日本研究特別賞」受賞のお祝いの会

向暑の候、皆様ご健勝のこととお喜び申し上げます。
 このたび、本学教授・東アジア文化研究所所長、崔吉城先生が、「朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実―文化人類学者が読み解く『慰安所日記』」(ハート出版、2017年刊)の功績により、国家基本問題研究所 第5回「国基研 特別賞」を受賞されました。日韓をまたいだ研究活動、積極的な社会への発信が高く評価され、受賞に至ったことに敬意を評し、喜びをともにするものであります。つきましては、ささやかながらお祝いの会を設けたいと思います。皆様ご多忙のこととは存じますが、ご参集いただきたくご案内申し上げます。

東亜大学学長 櫛田宏冶


日時:平成30年7月6日(金)17:00
場所:東亜大学コミュニティセンター3階ラウンジ
会費:2,000円
(アルコール飲料が出ますので、お飲みになる方はお車の運転をご遠慮下さい。)

ご参加いただける場合は下記あて、メールにてお申込みください。
kuzawa@toua-u.ac.jp(鵜澤)
準備の都合上、7月5日までにご連絡いただければ幸いです。

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見識の多様性

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 台風7号北上の中、昨朝宇部空港行きバス、交通渋滞と遠回りで近い隣の市という印象がふっ飛ばされた。アクセスの悪い空港だと思った。羽田からモノレール、浜松町の本屋の店頭に私の新著が30冊、慰安婦の真実が10冊ほど平積みになっている。家内の姉が手にした。ホテルではお世話になった出版社の社長さんご一行3人と感謝と談笑、そして夕食は霞が関の真ん中の高層ビルで桜井よしこ氏らと晩さん会。審査委員の一人の平川祐弘先生とは長い立ち話をした。1973年、当時留学生の友人の金泰俊氏と一緒に先生の比較文化の講義を拝聴したことなども話題になった。美味しい食事と戦争、軍人日記、手紙、慰安婦など話題が豊富、かつ深く面白かった。日韓関係も話題になったが私は実情を深める反応をした。右翼と左翼、右派と左派の話題に私は右か左を見識の多様性として理解すると話した。日本を褒めたり批判したり、楽しい日本文化論の時間であった。


日本研究特別賞式

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 ここは東京のど真ん中の帝国ホテル、昨朝久しぶりに日比谷公園を散歩し、フィリピンの愛国者ホセ・リサール像を見た。彼を調査するためにフィリピンに行き、発病したことを思い出した。イイノ会館に早めに付き、400余人が傍聴する国家基本問題研究所第5回日本研究受賞記念講演会に案内された。2時間15分の講演会が終わって5時半過ぎ別室で授賞式が行われた。記念写真の撮影、家内も一緒に登壇するようになり受賞式の写真撮影ができなかった。どなたか写真を投稿してくだされば幸いである。副理事長の田久保忠衛氏の審査過程、40人の候補者から選定されたという。続いて審査委員のお一人、東大名誉教授平川祐弘氏の講評、自民党の萩生田 光一議員、元文部科学大臣下村博文氏の祝辞、安倍晋三氏らの祝電などが披露されてから理事長の桜井よしこ氏からの授賞があった。桜井氏とは初対面であったが美貌、学歴、評論、スピーチ、ソフトな接待など完璧な方である印象を受けた。
 ロバート・モートン氏が日本研究賞、私は日本研究特別賞で賞金と記念品をいただいた。花束は家内がいただいた。私の受賞の言葉として初めての大きな受賞の驚きをイントロにしてから、日本語の不足、不便さを常に感じている。それは私の障害ではなく、多くの日本語の先生、協力者を必要とする重要な契機となり、家内や出版社の協力を得るエネルギーになっていると語った。それが現場に臨んで感じた感謝のあいさつであって、拍手を受けた。産経新聞社長飯塚浩彦氏の乾杯の音頭で懇親会、そこが本場のように多くの人と会った。中には私の招待客として江島潔議員、ハート出版社長の日高裕明氏、伊藤亜人、真鍋祐子氏らを始め、鄭大均氏、テレビで顔を知っている方々、アイルランドやチベット出身の多くの評論家などに会い挨拶を交わし、口に食べ物を入れることは全くできなかった。

感謝の言葉、祝いの言葉

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 東京では贅沢な日々だった。研究所が用意してくれた皇居が見下ろせる帝国ホテルで2泊して昨夜雨の中の下関に帰宅した。受賞式と祝賀会では多くの有名人からお祝いからのお言葉をいただいた。多くの友人、知人に会った。鄭大均氏が「崔さんがいなかったら僕の人生はみじめだっただろう」とささやいた。それを大きい感謝の言葉、祝いの言葉として受け取った。昨日は広大の教え子、沖縄県出身のk君がホテルに訪ねて来た。彼は特別な挨拶の言葉もなかったが、師弟の情を強く感じた。会話の中で彼の「先生の指導を受けたもん」のことばが彼からの恩返しの大きいことばであった。今日は授業、日課に戻る。ハレとケが混在する日でもある。講義の後、大学の櫛田宏治学長主催の祝賀会が大学で5時から行われる。恩恵を被り、感謝の心が充満している。
 

「謝謝」

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 昨日は下関に住み十数年間で最悪の日であった。朝早く出勤する車窓は大雨で視野がワイパーも間に合わない。校内電話は避雷針の落雷で故障、学長から休校令を出したという携帯電話での連絡。市内の被害も多と聞いている。その最悪の中にも関わらず、櫛田宏治学長主催の私の受賞祝賀会が5時から大学で一番奇麗な会議室で予定通りに行われた。ある局長は長靴のままで参加、悪天候の象徴である。SMS朴仙容:すごい混みです。3時間走って、まだ門司港に着きません。まだ3時間はかかりそうです。引き返します。ドタキャン、ご容赦ください。

鵜澤和宏副学長の上手い司会で30余名全員から祝いの言葉を承った。最後の出番、私は感謝、感謝の中国の挨拶「謝謝」が一番効果的な挨拶であること。東京では2泊帝国ホテルに宿泊、多くの祝辞のことばをいただいて胸がいっぱい。そして世間では左翼と右翼という軒側に立って拍手や非難、誹謗をする人が多い。私はその真ん中に立っている感がする。まさに今度の拙著『慰安婦の真実』がそこにある。その状況とは関係がないとは言えない。しかし私は「性と戦争」をテーマに研究をしている。拙著出版が慰安婦問題と接点となって幸運に恵まれた。祝いと感謝は友愛の心である。それは世俗の幼稚さを超える。

新拙著『朝鮮戦争で生まれた米軍慰安婦の真実』の書評

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 私の授賞式の日(7.4)に長周新聞に新拙著『朝鮮戦争で生まれた米軍慰安婦の真実』の書評が載った。遅くなったが、ここに紹介する。この本は朝鮮戦争の体験をもとに私の人生観、戦争観などを分かりやすく事実に基づいて客観的に書いたものである。それを評価してくれる方も多い。しかし、地域のメディアは一切触れていない。慰安婦問題など左か右か、中立かが気になっているのであろう。地域の名士に関しては地元の人の自作など、年中行事式の決まった報道が多い。しかし国際的かグロバールな問題になると無感覚、郷土主義であるようである。そんな中でも拙著に間して初めて広い紙面でまっすぐな書評が掲載され、意外であり、嬉しい。

 朝鮮戦争は朝鮮半島全土を戦場に、アメリカを中心とする「国連軍」、韓国軍、朝鮮人民軍、中国義勇軍が入り乱れて戦闘がくり広げられた。米軍の激しい空爆や細菌戦がやられ、三〇〇万人もの尊い生命が奪われたとされるが、その実態はあまりつまびらかにはされてこなかった。そのもとで、民衆がどのような状況に置かれ苦難を強いられたのか、その真実をありのまま語ることがはばかられる状況が続いてきたといえる。

 本書では、植民地統治下の朝鮮で、貧しい農村に生まれた著者が10歳のときに目撃した朝鮮戦争下の庶民の体験を、当時の衝撃的な印象と重ねてリアルに表現している。それは、三八度線近くの村の子どもの目に映った個人的体験ではあるが、文化人類学者としての普遍性をもった問題意識を提出するものとなっている。それは、とくに米英軍の女性に対する暴行の過酷さに向けられる。(以下略)

 

音楽会

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 少子高齢化時代に大学はどう生き残れるか。その流れに逆行するような努力が要る。オープンキャンパスがその一つ、そこに参加した。学長の挨拶から、在学生たちの1ッ分での学科紹介、緊張しても、上手い。3分でカップラーメンを食べ、音楽会へ、ぎりぎり間に合った。友人のひまわり社長が後援するホームレス支援チャリティーコンサート、彼の娘さんはピアニスト、作曲家、トークの主役、上手い。ソプラノとバイオリンの三人で、聞きなれた音楽であった。休憩時間では多くの顔見知りの方と目礼、挨拶。最後に奥田牧師の説教のような話、故郷の歌は蛇足であった。歌詞が主要な詩吟からクラシックまで音楽の世界は広い。音の美、聞きなれた部分と異なる部分を合わせて鑑賞する。音の文化を美しく感ずる努力、楽しくなる。

日韓両国語の本

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 日韓両国語による本が出版されそうである。昨日私の研究室がその産室の場になった。韓国から民俗苑の洪鐘和社長と通信使研究者の具智賢氏が来られ本学の礒永准教授と校正など相談を行った。それに韓国からの留学生2年生の金ソンコン君が通訳を務めた。一般の方々にも読んでもらうために、広く東アジアで読まれるような企画で勧めて来たものであり、私は嬉しい。また来週7月20日午後5-7時に沖縄・名桜大学で「軍と性」の国際会議で私が「戦争と性」という演題で講演する。沖縄の知人、市民にも会えると期待している。

筑豊の戦後

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 自宅で韓国からのお客さんと茶話の時間、大学では2件の出版のための打ち合わせを行った。一つは私を中心として日本の外国出身、いわばニューカマーに関するものである。夜は日韓親善協会の役員たちと韓国教育院長の孔淑子氏との晩餐会、私の受賞祝賀会だった。石本副会長が拙著『慰安婦の真実』への感想を述べた後、戦後の筑豊の炭鉱町でのことを語ってくれた。炭鉱町には遊郭が多くあって、戦前売春する女性、30代以上の人も多かった。その赤線の内部には朝鮮人はほぼ入れなかった。しかし1947年GHQ支配時代では治安不在となり、朝鮮人たちが勝利者のように主役となり日本人が殴られ、殺されることがあったという。その時代朝鮮人が暴れたという証言は他にも聞いているが、これは新しい貴重な証言である。彼が韓国料理を口にしない理由がわかった気がした。早朝のフランスとベルギー戦は最高の戦いだった。スポーツナショナリズムでは、日本が負けた時がワールドカップは終わったようであるが、私はフランスの勝利を面白く観戦した。今日はその疲れから始まる。


『歴史通』にインタービュー記事

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 朝の5時半クロアチアの勝利、楽しかった。すばらしかった。スポーツゲームの観戦から考える。自国と他国とのゲームにしか関心のない人はナショナリズム、味方の応援であろうが、それとは違う観戦があるはずである。他国と他国のゲームを観戦する、それが本当の国際的観戦であり、それこそスポーツを本当に楽しむことであろう。昨日WAC出版から出対応8月号に私のインタビュー記事が掲載されている『歴史通』が届いた。また来週は沖縄名桜大学での講演のお知らせが届いた。

平成30年度 第1回国際文化専攻FD研修会 

 日時 平成30年7月20日(金)17:00~19:40
会場 210教室

対象教職員、学生、市民

 

テーマ「軍と性」

 

 

時 間

内  容

16:30~17:00

受 付

17:00~(10分)

開会の挨拶(司会:屋良健一郎)

17:10~(10分)

趣旨説明、経過説明(李鎭榮)

17:20~(40分)

 

テーマ「戦争と性」

 ■講演者 東亜大学東アジア文化研究所所長 教授 崔吉城

18:00~(20分)

質疑応答

18:20~(20分)

テーマ:「韓国と沖縄における米軍犯罪と言説」

■発表者 釜慶大学日本学科 教授 趙正民

18:40~(10分)

休憩

18:50~(20分)

ディスカッション 及び 質疑応答

19:10~(30分)

総合討論

19:40~(5分)

閉会のあいさつ

 名前:嘉納英明

19:45

終了

 

「元NATO軍軍医、ドクター・チエ」

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 右か左の通行の文化がある。左縄信仰のような「左優越文化」もある。また右が正しい、左が危ないという。右翼と左翼、右派と左派という世俗論がある。左派からは右が危険、悪いという。右が歪んといい、左は危ないという人もいる。そのように言う人自身は中立的であり正しいと思っているはずである。左と右は社会の多様性、意見の異なる、参反の意見であると理解する。
 ソウルで暮らしたことのある友が作った本『中くらいの友だち』は右でも左でもない。ただ読める。大瀬留美子氏の「聖水洞」は私の小中学時代のソウルの電車を思い出させさて懐かしい。伊藤順子氏の「元NATO軍軍医、ドクター・チエ」には驚いた。「天皇陛下を尊敬していましたよ」と日本植民地への回顧の話のインタビューは朝鮮戦争に続く。なんと私の経験だとダブルのではないか。北朝鮮の進攻以来、首都ソウルは北朝鮮軍、韓国軍と国連軍、中国軍と北朝鮮軍、再び韓国軍と国連軍というように、四度も「主人」を変えた。そのたびに人々に襲いかかったのは戦火だけではなかった。スパイ摘発、処刑、復讐、リンチ・・・・・・。」と、右も左もない素晴らしい話。次号が待ちどおしい。ベルギーに行ってドクター・チエに会って見たい。
  

六輔

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 定期健診のためにいつものように待合っていた。待合の人は多かった。その中から丁寧にあいさつしてくれて気が付いた元同僚職員、順番も偶然に私の番号が彼の次であった。ひと先診察室を出る彼に別れの挨拶兼ねて「大丈夫でしょう」と軽く言った。彼は病状を聞かれたような真面目な表情をした。病気のことは言わない、個人情報であること、私が失礼だったと思った。日韓文化の差を深く感じ、私はまだ日本文化に慣れていないと思った。韓国には病気を話す文化がある。そして周りが処方や治療の話をしてくれる文化がある。病院でのこと、故六輔氏の言葉を思い出す。
 医師先生は大学での講義中の話をし、病気の話はほぼしなかった。韓国からの留学生は優秀であるが漢字に弱いのが問題であると言った。ハングル専用政策が悪かったのか。英語にはラティン語か漢字がなくても良いのに、ハングルではどうであろう。漢字文化圏を無視することは無理であっただろう。国漢文のハングル政策が良かったかもしれない。

躾も教育

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 中国人観光客向けの「注意書き」に「店内に食べ物を持ち込まないように」、「道の真ん中で立ち止まらないように」、「便器にもっと近よって」、「花に触らないで」などは不快感があるという。中国人にはそんなにマナーが悪いということばになるかも知れないが、実は日本、韓国もその過程を経て今のようなマナーを持つようになった。私はひと昔前までは治安が悪いことを機内映像を見て不快感を持ったことを覚えている。経済的成長だけではなく、マナーによって先進国になるのであろう。教科書以外に躾も教育であることを知らなければならない。

 楽しい韓国文化論とは小生が案内する板門店旅行の案内、募集します。*写真

 

古川薫氏を偲ぶ音楽会

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 日曜日は2人の韓国人留学生をピックアップして教会へ、「聖徒の交わり」と信仰告白をする。全く実行されていない。しかし私が出席するところは交わりと共催もないようである。昨日唯一の知識人と言える具長老は最新拙著へ感想を述べてくださり嬉しかった。10才の記憶の良さ、朴正熙への思いには違いがあるいう。信者たちの霊的な交わりは一般的な交際とは違う。神中心になっているからかもしれない。一緒に殉教するほど強いものと思われる。

 午後は古川薫氏を偲ぶ音楽会へ、絹代記念館の入り口まで一杯。90代の作曲家加藤さとる氏のピアノ、奥さんの浜崎むつみさんのシャンソンを、スカートに触れるくらいの近くで楽しんだ。地域活動家の田辺正樹氏から50余年前の古川氏の俳句が紹介された。このような音楽会が多い。音楽鑑賞の方はどうだろうか、その講座もあればいい思われた。

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