地球温暖化、台風と大雨の大害の日本の今、太陽と地球と月の奇跡的関係という話で盛り上がった。話の中に暦、カレンダーと季節感の話、「令和」をクールジャパンcool japan、「春は花夏ほととぎす秋は月冬雪冴えてすずしかりけり」(道元)から秋の月「仲秋」「秋夕」の八月十五夜「満月」の話はロマンチックであった。
昨日金田晉先生の「楽しい韓国文化論」では「暦と美」の話であった。日本の近代化の象徴的な西暦化、時間の管理システムは植民地にも影響したが、なかなか適用されなかった。韓国ではコレアンタイム、東南アジアではゴムタイムなど一時間も遅れるなど、時間を守れない文化についてはエドモンド・リーチやラディクリフ・ブラウンなど文化人類学者の調査もある。東アジアでは日本以外に韓国、北朝鮮、台湾、中国では新旧歴の二重暦を使っており、金田先生の言葉でバイカレンダーbicalendarになっている。それを通して東アジア共同体への一助になればと提案があった。