どんどん日韓関係の悪化は話題性が低くなりつつあり、これが戦後の常態であって、突飛な異常ではないかもしれない。教会の長老が私に姜尚中と同様の親日派だと悪口を言った。私は怒らなかった。そのような部類が多いから黙って聞いていた。以前拙著を差し上げても読めないと断わられたことがある。事実を確認することなく、噂で生きる人は多い。シーモール百貨店の一階では南極で鯨漁獲などの写真が展示されていて、青年カメラマンの津田憲二氏から船員として仕事をしながら写真を撮った話を聞いた。その足で4階の本屋を覗いてみた。拙著『帝国日本の植民地を歩く』が「くまざわ書店」に平積になっている。嬉しい(写真)。
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