文化人類学の講義が終わった。20人(5人の短期留学)。味方は誰、他者は敵かなどの問題提起から始まった15回の講義、そして試験で終わった。以下学生たちのレポートをを読む。他者認識のために現地調査「参与観察」、 客観的な中立的に観察する。「男らしさ、女らしさ」「成人式」「結婚」「核家族」 「差別」、民族差別、宗教、ナショナリズムへ至る内容であった。前回の講義について学生のコメントから問題点を議論する。PPT,動画、内容を説明、3分間スピーチ、意見発表、コメントで終わる。
あるネパールからの留学生はヒンズー教社会で今でも上位カーストは最下位のカーストの人が触った水も飲まない。ブラーマンの歩く道、服装もあり、鶏肉、豚肉、お酒を禁食している。上下カースト間の結婚は難しく、結婚しても不幸になることがある。「世界の多くの国ではこんなことがないのに、今もネパールではなぜこんな問題があるのかを考えています」と記していた。
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カースト
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