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『遺言』

 日本に居を移してから多くの研究調査に誘われ世界を回ることが出来た。韓国調査、中央アジア、シベリア、中国、ベトナム、台湾、サハリン、アフリカなど、世界を広く見て歩くことが出来た。多くの研究代表者に感謝している。グローバルの流れに逆行するナショナリズム、特に韓国のナショナリズムの危険性を強く感じた。韓国は日本を永遠の「仇」としている。
 シベリアの旅行記を執筆中に突然、気になり始めた通信使問題に没頭している。いずれシベリアへテーマを戻すつもりである。サハリンに関して主要な情報提供者の李義八氏(1923生)に長澤秀氏がインタビューして『遺言』(三一書房)を出した。李氏は事実を事実として話している。彼は1943年2年間契約で出稼ぎにサハリン炭鉱に行った話をありのままにに語っておられる。親日と反日を超えた本である。


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