園芸センターへ向かっている道中、ゲリラ爆雨、雨後の散歩であった。言語的に正しくない造語が多発中、昨日のゲリラとは戦争用語、直感があった。朝鮮戦争に関する私へのインタービューは終ってもその取材は続くようである。私とコラムを書く朴仙容氏が朝鮮戦争の「在日義勇軍」について書いた寄稿紙が届いた。在日であっても祖国を守るために朝鮮戦争に参戦した話である。例外的な例とはいえ、大きい問題点を含んでいる。仮に日本と韓国の戦争となれば在日韓国人は韓国のために日本に向けて銃を打つだろうか。戦争中サハリンの平和な農村で日本人が朝鮮人を虐殺した事件、拙著『樺太朝鮮人の悲劇』で扱ったメッセージが今、問われる。アメリカなどで中国の外交官、留学生がスパイとされているというニュースがある。数々の戦争を経て、やっと平和を求める今のこの時に、中国による国土拡張主義政策などで不幸な歴史は何時まで続くのだろうか。
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