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Channel: 崔吉城との対話
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常に裏切られる覚悟

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先日の百数十人の会合では知っている人、知らない人がいた。知っている人には挨拶、知らない人には自己紹介の授受をした。中には会いたくない人も二人いた。その一人は知らんぶりをしていたが、もう一人は探してきて挨拶をしてくれた。知らんぶりをしている人に会おうとしたが探せなかった。残念だと思っている。喧嘩したわけでもないのに疎遠になったようである。私が留学生を受け入れることに彼は積極的に反対したのが禍根であろう。前回もある集まりで会った時も彼は私を避けた。この人と仲直りをすれば下関では関係が悪い人は一人もいないだろう。いずれ私から手を差し伸べるつもり。
 若い頃の私は一寸先が分からなかったが今の私の年になると若い人の先が見えるように思う。韓国の朴クネ大統領が選挙で惨敗、世論調査の人気度の下落、メディアも多くの人も背を向けている。嫌われるのは嫌であろう。政治家としても苦しいだろう。私は就任時女性大統領に、母のような深い愛と優しい友愛の政治を期待した。しかしドンドン期待は外れていった。彼女は一期限皇帝のようであり、現代政治の政策運営のガバナーとしての意識が低い。玉座に座った以上怖いものなしの態度を一貫している。良かった日韓関係に「歴史認識」「慰安婦」を繰り返し力説して関係を悪くした。世論を作り上げようとして世論に裏切られた。メディアに乗ろうとするとそれに裏切られるという世俗の本質を今や悟ったはずである。人との付き合いには常に裏切られる覚悟が必要である。

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