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Channel: 崔吉城との対話
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ワンアジア大会オープニング

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 日本は猛暑中、それを超えるかと心配してくれた人がいたがここプノンペンは雨季であり夜冷房無しであり、避暑に来ているような感じである。時差マイナス2時間、深夜に到着、チェックインに私の名前探しにも時間がかかり、ホテルでは部屋のトイレのドアが開かず、修理の人がいろいろやったがだめで、蹴って開けるハプニングがあった。タクシーで国立博物館に寄った。運転さんMr.Vandethはカンボジア人の青年26歳、英語が流暢である。全館冷房なしの施設、半野外展示のようでありオーディオ英語説明で観覧した。螺鈿工、彫刻、織物が主で主に芸術を強調するような展示である。
 世界的にダークツーリズムの国として有名な国でもあるのでポルポト政権時代の残虐の展示をするトウーレン・スレン博物館にも寄った。残虐極まる拷問、殺害の現場の遺跡である。19世紀半ばからフランス植民地より解放され、強く残る自国、自民族への残虐をどう国民は見てきたのだろうか。私はフランス植民地遺産の建物を尋ねながら探したがほぼ見ることができなかった。
 午後プノンペンホテルロビーには韓国や中国などから大勢の学者と研究者、その家族などで溢れていた。数台のバスにのりインターコンチネンタルホテルへ、さらに溢れる参加者の中、多くの人との名刺を交換しながら回った。私の名前を知っている人が多く、驚きながら話し、2時間過ぎ会場で理事長の佐藤洋治氏、中川議員など有名人などと挨拶、記念写真を次々と、現地時間6時から560人参加の会議が始まった。登壇した6人のスピーチ、発表はアジア共同体は難しいが努力するなど、ご挨拶のような内容が主であったが、理事長の話がもっとも研究者的であり信念を持って準備された内容であり私は感銘を受けた。それについては後に録取されものを紹介するつもりである。

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