長く住んでも日本の食べ物には慣れていないものがある。それが私にとっては目ざわりな日本文化の一つである。沖縄では牛肉より豚肉が好まれること、ピーナッツより大豆が美味しいという日本の食感覚。味を知らない文化だと誤解している私。昨日の夕飯は家内が市販のソーメンを韓国式のビビンククスにしてくれた。本当に美味しい「一味」であった。「一味」は美味しさを共にする悪い集団を指す言葉でもある。最近北朝鮮は日本を「一味(反民族集団)」だと言った。
小説を書きたい。私の人生舞台にはいろいろなキャラクターがいるからである。積極的な人、否定的な人、そして付き合いが難しい人もいる。遠慮するようで威張る人もいる。彼らに私はどう映っているのだろうか。それでも大枠、理解し合っている。私も日本人も好きな「和」となっている。
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「一味」
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